「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」

起点 胆沢川（高梨橋）

上流には日本一のロックフィルダム（胆沢ダム）があり、胆沢平野の水田約1万haの水源となっている河川である。

1 散居集落

田んぼや畑の中に住宅がポツンポツンと散在して建っている集落で、日本三大散居集落の一つです。風よけのため「居久根（えぐね）」と呼ばれる屋敷林と「きずま」と呼ばれる独特の垣根も美しい。

2 焼石岳

終点の南方親水公園に向かいながら、焼石連峰の主峰であり栗駒国定公園の一部となっている、焼石岳（標高1,548m）が眺望できる。

3 桜並木

本道路から東側にある徳水園に向かって行く、国道397号線の両側には約3kmに亘っての桜並木道となっている。

4 於呂閇志胆沢川神社

桜並木沿いにあり、ユキツバキの枝を依代（よりしろ）として各自の水口まで招き寄せ、五穀豊穣を祈願してきた作神様（さくがみさま）である。

5 徳水園

胆沢平野の開拓により水争いを防ぐために、平等に用水を配分する日本最大級の円筒分工があり、先覚者を顕彰する記念公園として整備されている。

終点 産直センターようちえんの前

農道沿いにある産直施設で、野菜、花等を販売している。