「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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黄金の道「秀衡街道」

秀衡街道(平泉~北上~横手間)は、平安時代末期に陸奥と出羽を結んだ全長約80㎞の古代道路で、平泉藤原三代秀衡と黄金文化にちなんで名づけられたものです。当時は、山伏たちがこの街道を通り平泉まで金を運んだといわれています。
奥羽山脈のほぼ中央部を、北上川支流の和賀川と雄物川支流の横手川が浸食した、その山あいの横断谷を縫うように結ばれています。
国境口の野々宿と黒沢間は分水嶺になっています。国境警備のために掘った空堰があるなど、平安時代から明治まで歴史の変遷を伝える歴史の道となっています。
番号:103012
◆コースの概要/距離:4.5km、所要時間:105分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:ゆだ高原駅、最寄駅:JR北上線 ゆだ高原駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:秀衡街道 国境口 黒沢標柱、最寄駅:JR北上線 黒沢駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1.5km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:無、水・食料:無、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/- 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/西和賀町 観光商工課、電話番号:0197-82-3290





起点 ゆだ高原駅
JR北上線で、岩手県では最も西に位置する無人駅です。ここからハイキングのスタートです。(トイレ有)
0.7km (20分)
1 白木野人形送り標柱
ここのわら人形は、200年以上前から伝わっている厄除けのためのもので、外から疫病が入ることを防ぎ一年間の無病息災を祈っているものです。(毎年1月19日開催)
0.7km (15分)
2 サクラバハンノキ群生地標柱
ここのサクラバハンノキは、北限の自生地です。約66アールの所に500本以上群生し、保護上重要な危惧種のため平成9年に町の天然記念物に指定されています。
0.8km (10分)
3 秀衡街道 国境口 野々宿標柱
秀衡街道の中で岩手県において、最も西に位置しています。
1.6km (20分)
4 ユキツバキ群生地
ここのユキツバキは、本州の太平洋側北限として、秀衡街道筋の両側に500mにわたって群生を成しています。
0.4km (25分)
5 国境
岩手と秋田の県境になっており、分水嶺となっています。
0.3km (15分)
終点 秀衡街道 国境口 黒沢標柱
秀衡街道の中で、秋田県においては最も東に位置しています。