「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

奥州街道末の松山のみち

奥州街道を歴史と文化を訪ねながら歩けるコースです。浪打峠は古歌に「末の松山」とも呼ばれ、交叉層は700万年前の海底が隆起してできた国指定天然記念物です。沿道には豊臣秀吉による全国平定最後の戦場となった九戸城跡があります。
番号:103015
◆コースの概要/距離:11km、所要時間:190分、高低差:200m 
◆コースの起点/地名:IGR一戸駅、最寄駅:IGRいわて銀河鉄道 一戸駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:IGR二戸駅、最寄駅:IGRいわて銀河鉄道 二戸駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/二戸市総合政策部地域振興課 一戸町 産業課商工観光係、電話番号:0195-23-3111





起点 IGR一戸駅
一戸駅は、昔は鉄道の町として知られおり、かつて中山峠を越えるための機関車を配置しておく一戸機関区が設けられていた。
0.5km (6分)
1 八坂神社のケヤキ
八坂神社の境内にある木で、樹高28m根本周囲7.4mの古本。町の天然記念物。
0.7km (9分)
2 映圃館「萬代舘」
明治42年に人形芝居小屋として創業し、昭和31年に改築された現役映画館。現在は年に数回の映画上映やイベントが行われている。
0.4km (5分)
3 実相寺のイチョウ
樹齢約280年、樹高25m、目通り周囲3.9mのイチョウの木は、接木もしないのに雄株の小枝の一部に雌花がつき、毎年ブドウのような実を結ぶ珍しい樹木。国の天然記念物。
0.5km (6分)
4 小井田の千本桂
桂はもともと湿地のあるところに生育するが、この木の根元に水が沸き出ており、井戸のようにたまっている。根本周囲は16.6m、樹高20mで推定樹齢660年程と言われている。
0.1km (1分)
5 小枝八幡宮の板碑
この板碑は中央部で二つに割れてしまっているが、元々は高さ150cm、幅90cmという堂々たる碑で、正面に阿弥陀如来を表す梵字「キリーク」が刻まれている。鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての時期に、死者の供養のために造立されたと考えられている。
1.7km (21分)
6 浪打峠一里塚
一戸町は県内でも比較的良好の奥州街道が残っている地域で、一里塚も浪打峠―里塚をはじめ、いくつかの―里塚が残っている。中でも、この浪打峠一里塚は街道をはさんで両側に一基づつある。
0.1km (1分)
7 浪打峠の交叉層
約1,500万年前、海底火山の噴出物が海水の中で堆積中に交叉してできた地層の上位部分。砂や軽石の粒にホタテ貝などの破砕片が含まれて美しい縞模様となっている。国指定の天然記念物。
-km (-分)
8 山下水
明治天皇が末の松山で御小休された折に献上された湧き水。陛下はこの冷たい清水にいたく感激され、以後、この水を御膳水と呼ぶようになりました。
3km (45分)
9 九戸城跡
昭和10年(1935)、国の指定を受けた史跡。九戸城は九戸政実の居城で、天正19年(1591)、豊臣秀吉の天下統一へ向けた最後の合戦場となりました。
0.6km (15分)
10 岩谷観音
奥州糠部(ぬかのぶ)三十三所観音霊場の第28番札所。白鳥川の崖中に御堂があり、百年に一度の御開帳といわれるご本尊を拝むことは、なかなか困難です。
0.7km (15分)
11 シビックセンター
世界的グラフィックデザイナー福田繁雄氏の作品を常設展示しているデザイン館、科学を学ぶことができる田中舘愛橘記念科学館がある市民交流施設です。
1.2km (18分)
終点 二戸駅
東北新幹線、IGRいわて銀河鉄道線