「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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杜の都仙台・広瀬川散策路

杜の都・仙台は伊達政宗公の城下町として、広瀬川が長い年月をかけて大地を削ってできた河岸段丘上に発展しました。このため、広瀬川の蛇行により形成される雄大な自然環境のすぐ近くに都心部が発展しており、仙台市の大きな特徴となっています。春には桜並木や、川を横断する鯉のぼり、夏には灯ろう流しや花火大会、秋にはサケの遡上なども見ることができ、冬には白鳥も飛来します。歴史を感じ、四季折々の自然を楽しみながら散策できるコースです。
番号:104004
◆コースの概要/距離:7km、所要時間:90分、高低差:-m
◆コースの起点/地名:仙台国際センター、最寄駅:地下鉄東西線 仙台国際センター駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの終点/地名:長町一丁目駅、最寄駅:地下鉄南北線 長町一丁目駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:無、ガイド等:無、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/-
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/建設局百年の杜推進部河川課広瀬川創生室、電話番号:022-214-8327





起点 仙台国際センター
国際会議をはじめとするさまざまなコンベンションやイベントを通して、学術・文化・経済などの多様な分野の交流の拠点となる場所として平成3年に整備されました。国際交流の拠点施設としてふさわしい格調高いたたずまいを見せています。
0.2km (3分)
1 大橋
大橋は城と城下を結ぶ仙台開府の慶長6年(1601年)に設置され、以来何度も架け替えられてきました。現在の橋は昭和13年(1938年)に架けられたものです。
0.42km (6分)
2 銭形不動尊
藩祖政宗公のつくった仙台藩の通貨、仙台通宝鋳造ゆかりのお不動さんと言われています。大橋から銭形不動尊に至る通路からは、対岸の山頂に伊達政宗公の騎馬像を見ることができます。
0.43km (6分)
3 評定河原大露頭
評定河原大露頭では、上から泥岩や砂岩層からなる大年寺層、中が凝灰岩部層からなる向山層、下が竜の口層の3つの地層を見ることができます。広瀬川凝灰岩部層が幅約7mも見られるのは、仙台ではここだけです。
0.72km (9分)
4 評定河原橋
評定河原橋の上からは、都心のすぐ近くで広瀬川が蛇行する様子を見ることができます。
0.47km (6分)
5 瑞鳳殿
仙台藩初代藩主伊達政宗が静かに眠る霊廟所「瑞鳳殿」は、豪華絢爛たる桃山様式の建築物です。入口から瑞鳳殿へと続く参道には老杉の巨木が立ち並んで静寂な空気を醸し出しており、途中にある瑞鳳寺では、“伊達家の姫君が歌合わせをして楽しまれた”と伝えられているヒガンザクラを見ることができます。
0.35km (7分)
6 セコイヤ類化石林
霊屋下の広瀬川川床に点在するセコイヤ化石林は、今から約300万年前に生育していた森林の立木が、多量に降り積もった火山灰の下に埋まって、そのまま珪化木(けいかぼく)や埋木になって残ったものです。
0.55km (7分)
7 米ケ袋遊歩道
広瀬川沿いにきれいに敷石が施された遊歩道が続いています。散歩する人、ジョギングする人、読書する人なども見られ、秋には芋煮会に興じる人たちも数多く見られます。
0.71km (22分)
8 愛宕神社
伊達政宗公が仙台城下の総鎮守に定めたという格式のある神社で、市指定有形文化財となっています。境内には、市街地・広瀬川を望むことが出来る展望・休憩所があり、素晴らしい眺望となっています。
1.2km (15分)
9宮沢橋
愛宕橋から広瀬橋に至る広瀬川沿いの通路からは、下流域の特徴であるオープンスペースを展望できます。鯉のぼりやボート、花火、灯ろう流し等の親水イベントも盛んで、また、散歩する人、ジョギングする人なども見られます。
0.79km (10分)
終点 地下鉄南北線長町一丁目駅
長町は江戸時代に仙台の一つ南にある宿場町として発達しましたが、その中心は今の長町駅付近でした。
以前は仙台市電が通り、長町市場前電停を経て、廃止時には現在の駅名と同じ「長町一丁目」を名乗っておりました。