若い頃と食べ物の好みも食べる量も食事の回数もライフスタイルも活動量もさほど変わっていないのに体重が右肩上がりに増加しお腹まわりの脂肪がひどい、血中の中性脂肪値とコレステロール値が上昇し血管年齢も内臓脂肪レベルも高くドクターにメタボリックシンドロームを指摘された、背中が丸くなってスタイルが悪くなり実年齢よりも上に見られることが多くなった、炭水化物や油を抜く食事制限をすると便秘になりエネルギーも不足して体調と精神状態を良好に保てなくなるなど、肥満や肥満解消のためのダイエットの悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
肥満は百害あって一利なしです。体重が重くなれば膝関節や腰に負担がかかり変形性膝関節症や腰痛の原因になりますし、皮下脂肪がお腹や背中や腕や脚につけばだらしない体型になってしまいます。内臓脂肪が増えると脂肪肝や高脂血症や動脈硬化などの生活習慣病リスクが一気に上がり、動脈硬化は進行すると血管に血栓が出来て血液がドロドロになり、虚血性心疾患や脳卒中など合併症や後遺症や突然死の危険を伴う病気の原因になります。
美しい見た目と健康を手に入れたいなら、運動でダイエットをすべきです。食事制限ダイエットには我慢やストレスや無理や苦痛がつきもので、健康的に痩せることが出来ず長続きしません。食べずに摂取エネルギーを抑えるダイエットではなく、動いてエネルギーを消費するダイエットにシフトしましょう。健康的に痩せるためのダイエットに最適な運動と言えばウォーキングです。
ウォーキングのメリットや期待できる効果についてですが、酸素をたくさん取り込みつつ長時間体を動かせる有酸素運動であるため脂肪が燃えて皮下脂肪と内臓脂肪の両方を落とせる、内臓脂肪が落ちることでコレステロール値や血糖値や中性脂肪値や血圧が下がり生活習慣病予防になる、全身の筋肉が強化されて基礎代謝が上がり体質改善効果と体重減少効果がもたらされる、景色や音楽を楽しみながら汗を流すことがストレス発散になりリラックス効果とリフレッシュ効果が得られるなどがあります。正しい方法についてですが、姿勢と呼吸と運動時間を意識することが基本となります。
正しい姿勢をキープしてかかとをしっかりと地面につけて両腕を振り、無呼吸にならないようにリズムよく呼吸しながら歩きます。歩き始めて10分くらい経つと汗ばんできて脂肪が燃え始めますので、少なくとも1回30分は歩き続けるべきです。