「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」

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  • マラソンウォーキング: 間違えたウォーキング法  トップ3!

最近では健康のためにウォーキングをすると言う人が増えており、様々な新型ウォーキングシューズなども多数発表されています。しかし、手軽な運動であるためか、間違えたウォーキング法を実践している人も多いので、注意をすることが大切です。間違えたウォーキング法のままウォーキングを継続すると、体の不調をきたしたり、様々な筋肉のトラブルを発生させることにもつながるので注意が必要です。

多くの人が間違えやすいウォーキング法のトップ3は、爪先で着地することと腕を振らずに歩くこと、及びだらしなく歩くと言うことです。ウォーキングを行う際にはリラックスして行うことが重要ですが、基本的なルールを守らずにただ漫然と運動をしていると、様々なトラブルを招く危険性が高まるばかりでなく、運動の効果を上げることができないため注意をしなければなりません。

爪先で着地する事は、短距離走などでは基本的な走り方となりますが、長距離を歩いたり走ったりするのには爪先の負担が大きすぎるため非常に無理がある歩き方となります。ウォーキングの場合には踵から着地し、つま先で路面を蹴るように踏み出すのが最も良い方法であり、足首に負担をかけずにスムーズに歩くことができる方法となっています。

腕を振らずに歩くのは日常的な散歩などで体をリラックスさせる面から非常に良いと思われがちですが、ウォーキングの場合にはある程度の距離を一定のリズムを保ちながら進むのが基本となることから、腕を振ることでそのバランスを保ち全身運動を促進するためにも非常に良い方法です。腕を振らないと足の部分に負担がかかるため、その部分の筋肉を痛めてしまうことになるので注意をしなければなりません。さらに腕を振らない状態では、足にも力が入らずに、十分に脂肪を燃焼させることができず運動効果を高めることができないことも原因です。そのため、しっかりと腕を振って歩くのがバランスを保つ上でも良い方法となっています。

全体的にだらしなく歩いてしまうというのはウォーキングでは最も陥りやすいものです。散歩と同じような感覚でウォーキングをすると言う人も多いのですが、これではせっかく長距離を歩いても効果を高めることができずに逆効果となります。しっかりと靴ひもをしめて歩きやすい状態を作り、一定のスピードでしっかりと進むことが効果的なウォーキング法となるので、この点に注意をして行うことが大切です。基本的な方法を守って適切に行うことが、より効果を高めるウォーキング法となります。