「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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国立公園三瓶山 三瓶一周コース~国引き神話と現在をつなぐみち

国立公園三瓶山は、環状に連なる優美な山容、草原の牧歌的風景、山腹の自然林、三瓶温泉などから構成されています。「出雲国風土記」冒頭の国引き神話に登場し、「大山と三瓶山を杭にして島根半島を引き寄せた」という壮大な物語の舞台になっています。豊かな自然林や広大な草原の眺め、適度なアップダウンを歩きながら様々な三瓶山の表情を堪能できます。三瓶山の山容のほか、「ブナ林」「定めの松」などを巡り、霧の海を眼下に眺めながら、源泉かけ流しの湯を満喫できます。
番号:132015
◆コースの概要/距離:14km、所要時間:240分、高低差:200m 
◆コースの起点/地名:三瓶自然館サヒメル、最寄駅:-、最寄のバス停:石見交通三瓶線 三瓶自然館前、最寄からの距離:0.1km 
◆コースの終点/地名:三瓶自然館サヒメル、最寄駅:-、最寄のバス停:石見交通三瓶線 三瓶自然館前、最寄からの距離:0.1km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/・H22年城山に熊が出没→リフトで熊鈴貸出・H25年豪雨災害による土砂崩れ→以後はなく整備された 
◆コースに関する問い合わせ先/大田市 観光振興課、電話番号:0854-88-9249
起点 三瓶自然館サヒメル
三瓶山や島根の自然を紹介。イヒ石や動物のはく製などの展示やプラネタリウム、本格的な天文台、三瓶小豆原埋没林公園の巨木展示など子どもから大人まで楽しめる博物館。 【トイレ、休憩所、自販機等】
0.5km (10分)
1 自然林(ブナ林)
男三瓶北側斜面の森林は、古くから伐採などの人為的な影響を受けることが少なかったため、ブナの自然林が残されている。国の天然記念物に指定されている。

3km (50分)
2 定めの松
樹齢300年の一里塚松で、大田市の文化財に指定されている。江戸時代の初め石見銀山の初代奉行、大久保石見守長安が交通の便利を図るため、一里ごとに松を植えたのが始まりといわれている。 【トイレ、休憩所、自販機等】
0.1km (5分)
3 西の原
三瓶山を代表とする草原で、男三瓶、子三瓶、孫三瓶の三山を間近に仰ぎ、牛の放牧も行われ雄大な景観が広がる。また、毎年3月頃、草原の維持や山林火災の防止などを目的とした火入れが実施される。
3km (50分)
4 三瓶温泉
環境省指定の国民保養温泉地。約1300年前に湧き出したとされ、湯量豊富で、ぬるめで茶褐色のにごり湯は、市内外の利用者に人気がある。
3km (50分)
5 東の原
ペアリフトがあり、標高差255m、約10分の空中散歩を楽しめる。リフト頂上には太平山休憩所があり、室ノ内の絶景を眺めることができ、男三瓶登山にも利用できる。 【トイレ、休憩所、自販機等】
0.1km (5分)
6 ヘルシートレイリングコース
三瓶山東の原から北の原までの片道4.5kmのコースは、三瓶高原の風が心地よい、木立に囲まれた道。 舗装・簡易舗装・砂利道が、適度なアップダウンとともに配置され、散策に最適。
3.8km (60分)
7 国立三瓶青少年交流の家 
自然体験や集団宿泊体験を通した青少年の健全育成を目的とした国立施設。 目の前に雄大な三瓶山を眺めることができ、たっぷりの自然と充実した設備で、様々な活動プログラムを体験できる。【トイレ、自販機等】
0.5km (10分)
終点 三瓶自然館サヒメル 【トイレ、休憩所、自販機等】