「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

世界自然遺産白神山地 十二湖・青池をめぐる道

世界自然遺産白神山地百麓に広がるブナの森に位置する十二湖に点在する33湖の湖沼を巡るコース。
標高150m~200mに位置しており、起伏の少ない歩きやすいコースとなっている。一番の目玉スポットは「青池」。神秘的な青色は陽光の角度によって千変万化し見る者はハッと息をのむほど美しく輝いています。また、散策の拠点となる「森の物産館キョロロ」へはJR十二湖駅からバスで15分と立地もよく、気軽に白神山地の自然を満喫できる場所として大人気のスポットです。
番号:102005
◆コースの概要/距離:4.5km、所要時間:100分、高低差:-m ◆コースの起点/地名:森の物産館キョロロ、最寄駅:JR五能線 十二湖駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:5km ◆コースの終点/地名:八景の池、最寄駅:JR五能線 十二湖駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:3km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/春・夏・秋 ◆その他/- ◆コースに関する問い合わせ先/深浦町 観光課、電話番号:0173-74-4412





起点 森の物産館キョロロ
JR五能線十二湖駅から車で約15分。十二湖散策の拠点となるスポットであり駐車場も併設されている。お上産や特産品を販売するほか、トイレ、ロッカーもある。軽食も提供しており散策前の小腹が空いたとき、散策途中のおやつの購人におすすめ。
0.5km (5分)
1 鶏頭場の池
池の形がにわとりの頭に似ていることから名づけられた。池の周りにはブナやミズナラなど広葉樹が広がっている。遊歩道からは、池の背後にある崩山などが水面に反射し美しい景色が広がる。
0.1km (5分)
2 青池
十二湖イチの人気スポット。ウッドデッキから覗きこむと、まるで青インクを流し込んだような美しさ。なぜ青いのかいまだに解明されていない神秘的な池で、水中には枯れたブナが横たわり、神秘的な雰囲気を醸し出す。
0.4km (5分)
3 ブナ自然林
世界自然遺産に登録されている「ブナ原生林」と同じようなブナの自然林が広がっている。木漏れ日が差し込み、風に吹かれてザワザワと揺れ耳を澄ませば鳥のさえずりが聞こえてくる。
0.3km (15分)
4 沸壺の池
面積は小さいものの、透明度が高く青池に次いで美しいといわれる池。ここから湧き出る水は「平成の名水100選」にも選ばれており、この名水を使って点てた抹茶もふるまわれている。
0.7km (20分)
5 仲道の池
森の中にひっそりとある、水深わずか1.8mの浅く細長い形をした池。遊歩道の途中には幹回りが4.6mもある巨木がある。
0.4km (10分)
6 王池
33ある湖沼の中でも大きな池で、東湖・西湖と呼ばれる2つの池から構成されている。池のほとりではボートの貸出をしており、森に囲まれながら遊覧することができる。池の周囲にも整備された遊歩道があり周遊できる。
0.2km (5分)
7 日暮の池
湖を回ると湖面の向こうに崩山が見えるなど、美しい景色が楽しめる。
1.2km (20分)
8 日本キャニオン
アメリカのグランドキャニオンをもじって名付けられた、山脈が崩れ落ちた絶壁。浸食崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになった様子を眺めることができる。
0.7km (10分)
終点 八景の池
日暮の池と同じように周囲が散策路になっており、ボートも楽しめる。公衆トイレやバス停も整備されている。